デッキ構築

議事会の密集軍入り白単トークンの感触【召集5マナと6マナの壁】

モダンマスターズ2015で新たに手に入ったコモンを色々なデッキで試していきます。

本日は、この組み合わせ。

conclaves
召集持ちの5マナ2/4、場に出た時にライフを回復する能力を持つ《議事会の密集軍》

コントロールしているクリーチャーが多ければ多いほど少ないマナで場に出せる上に回復量も増えるので、とにかく多くのクリーチャーを並べられるデッキとの相性が良いカードです。

 

今回は、これを白単トークンでメインから採用してみました。


18:《平地/Plains》
3:《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
-Lands(21)-

4:《急報/Raise the Alarm》
4:《町民の結集/Gather the Townsfolk》
4:《金切るときの声/Battle Screech》
3:《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits》
4:《レイモス教の再興/Ramosian Rally》
4:《護衛の誓約/Guardians’ Pledge》
-Other Spells(23)-

4:《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers》
3:《魂の管理人/Soul Warden》
3:《古参兵の武具師/Veteran Armorer》
4:《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
2:《議事会の密集軍/Conclave Phalanx》
-Creatures(16)-

1:《議事会の密集軍/Conclave Phalanx》
1:《亡霊招き/Beckon Apparition》
2:《隔離する成長/Sundering Growth》
3:《光糸の場/Lumithread Field》
4:《未達への旅/Journey to Nowhere》
2:《虹色の断片/Prismatic Strands》
2:《軍旗の旗手/Standard Bearer》
-Sideboard(15)-

ライバルはどっち?

rivals
《議事会の密集軍》の役割には、2つの見方があります。

①生物の頭数を確保しながらライフを回復し、全体強化までの時間を稼ぐ《魂の従者》のような役割

②デッキ構造と相性の良い「高カードパワー呪文」という《三つぞろいの霊魂》のような役割

 

そのため、既存の白単トークンに《議事会の密集軍》を入れる場合にはこのどちらかをライバルとして比較し、枚数を調整することになります。

このカードのコモン落ちを知った当初は、召集というコストの関係上《三つぞろいの霊魂》がライバルになるのかとも思ったのですが、《護衛の誓約》で空からの9点パンチを入れられる霊魂をライバルとするのはちょっと分が悪い。

 

さらに、回してみると「そもそも《三つぞろいの霊魂》とは出すタイミングが異なる」ことも分かった(後述)ので、今回は《魂の従者》をライバルと想定し、枚数調整する事にしました。

実戦での動き

対戦動画です。

初手にある時は「相手のクリーチャーが出た時も回復できる」点で《魂の従者》の方が優れていますが、中盤以降に引いた時はこちらの方が回復でき、動画のように0マナで2/4という強靭なブロッカーを用意して攻撃を止められる点では密集軍の方が優れていますね。

 

 

召集5マナの出しやすさ

回していて感じたのが、「白単トークンでは召集の5マナと6マナとでは唱えられるターンが丸々1ターン違う」という事。

convokes
召集の6マナを3ターン目に唱えるためには、動画のように①平地が3枚あって②1ターン目に1マナクリーチャーを展開して③2ターン目に1/1を2体出す呪文を唱える必要があります。

これは比較的厳しめの条件で、例えば上図の2パターンではどちらも《三つぞろいの霊魂》を唱える事はできません。

 

一方、《議事会の密集軍》はこの3つの条件のうち1つの未達成を許容できるので、3ターン目に格段に唱えやすくなっています。

 

このように密集軍は「そもそも《三つぞろいの霊魂》とは出すタイミングが異なる」ので、2つは特にライバル関係にはなっていませんでした。

11tokens
一方、召集呪文が増えた分《急報》らの重要性は上がっています。

《急報》+《町民の結集》が7枚以上あるデッキでないと、密集軍の扱いが難しくなってきそうです。

 

それでも、「3ターン目から出せる0マナ2/4+ライフ回復」が採用できると考えれば、ここの枚数を厚くする価値は十二分にあると思います。

この性能をさらに伸ばした構成の場合、サイド後に《三つぞろいの霊魂》を《議事会の密集軍》に変えて《散弾の射手》への耐性をあげるプレイングなんかも出てくるかもしれません。

他のカードとの比較

agnvr
回していた感触としては、《剃刀のゴーレム》入り白単トークンに4点~8点程度のライフ回復がついたような感じです。

《電謀》に巻き込まれず、より軽いコストで出せる強化版《孤独な宣教師》とも言えますね。

 

序盤から0マナ展開しやすくタフネス4が攻防に渡り活躍してくれる強力なカードを手に入れた白単トークン。

今後もさらなる活躍に期待したいです!

以上、議事会の密集軍入り白単トークンの感触【召集5マナと6マナの壁】でした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)

POSTED COMMENT

  1. ノート より:

    今後バーン対策にサイドで見かけるこがありそうですね。

    • Ganp より:

      今は黒単を狩るためにバーンが増えてますし、サイド需要も高そうです

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