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戦乱のゼンディカーのタップインコモン土地サイクルが公開!組ませたら強そうなカードと一緒に考察

本日、戦乱のゼンディカーに収録されるタップインコモン土地サイクルが公開されました。

単色マナのタップイン土地である代わりに、戦場に出た時に0マナ呪文1枚を消費した程度の恩恵をもたらしてくれます。

 

今回は、これら5枚の土地をPauper目線で考察していきます。

戦乱のゼンディカー特設サイト

戦乱のゼンディカー公式スポイラー/カードギャラリー

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<効果が強いし、絵も綺麗>

白:+1/+1修整と警戒

AU_Ucwbt
Sandstone Bridgeはタップ状態で戦場に出る。
Sandstone Bridgeが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに警戒を得る。
(T):あなたのマナ・プールに(白)を加える。

 

白は+1/+1修整と警戒付与。

1サイズの差が大きな影響を与えるPauperで+1/+1修整の恩恵は大きく、警戒と相まって気軽に攻撃に参加させやすくなります。

 

警戒で「攻撃しつつタップ能力が使える」のが優秀で、《アイケイシアの投槍兵》との相性は抜群。

《コーの空漁師》で使い回して、地上ににらみをきかせながら飛行3点ダメージを刻んでいくのも強力です。

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青:アンタップ制限

AU_VreBc
Skyline Cascadeはタップ状態で戦場に出る。
Skyline Cascadeが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それは、それのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
(T):あなたのマナ・プールに(青)を加える。

 

青はアンタップ制限。

相手の場にタップ状態のクリーチャーがいて初めて効果を発揮することから、サイクルの他の土地よりもやや置くタイミングを選ぶカードです。

しかし、相手の《窯の悪鬼》《グルマグのアンコウ》のアンタップを1回封じたことによるライフ温存量は他のライフ回復土地とは比べものにならず、大きく時間を稼いでくれます。

 

青系のウルザトロンが1枚挿しして《探検の地図》から持ってくることもありそうですね。

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黒:墓地のクリーチャーカード1枚をライブラリーのトップに置く

AU_HCbbG
Mortuary Mireはタップ状態で戦場に出る。
Mortuary Mireが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置いてもよい。
(T):あなたのマナ・プールに(黒)を加える。

 

黒はクリーチャー回収。

次のドローが墓地の一番強いクリーチャーになるので、単純にドローの質を高めてくれます。

 

黒単信心が終盤のトップ勝負で《アスフォデルの灰色商人》を回収するだけでも強いですし、緑黒が《サテュロスの道探し》でこれを手札に加え、落とした任意のクリーチャーを回収するのも強力。

予示を始めとしたライブラリートップを参照する能力と組ませても面白いです。

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所詮は土地のオマケ能力なので、対応して墓地を掃除されてもアド損しないのが偉いですね。

赤:+1/+1修整と先制攻撃

AU_sfkS9
Looming Spiresはタップ状態で戦場に出る。
Looming Spiresが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに先制攻撃を得る。
(T):あなたのマナ・プールに(赤)を加える。

 

赤は+1/+1修整と先制攻撃付与。

《ぐらつく峰》では「強化したクリーチャーがブロックされて相打ちして終わり」となりやすかったのに対し、こちらはタフネス修整と先制攻撃により相打ちするリスクが大幅に減っています

 

《鋳造所通りの住人》《ゴブリンの踵裂き》ような「相手が真っ先に止めたいクリーチャー」を強化してやれば、単なるパワー+1修整以上にダメージを稼いでくれます。

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緑単ストンピィで+1/+1修整のみの《変わり樹の木立》が活躍している事を考えると、このカードも赤の速攻デッキにすんなり1枚入って来るのではないでしょうか。

緑:top5枚から基本土地を探して、ライブラリーのトップに置く

AU_NMHIh
Fertile Thicketはタップ状態で戦場に出る。
Fertile Thicketが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見てもよい。そうした場合、あなたはその中から基本地形カードを最大1枚まで公開する。その後、それをあなたのライブラリーの一番上に置き、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
(T):あなたのマナ・プールに(緑)を加える。

 

緑は基本地形サーチ。サーチは強制ではないので、もう土地が要らないという時はただのタップイン土地として使う事ができます。

多色サポートをしたいなら隠れ家サイクルに劣り、土地をガンガン伸ばしたいならアドバンテージ面でバウンスランドに劣りますが、初手の土地がこれ1枚でもキープしやすくなるのは他の土地にはない大きなメリット。

《とぐろ巻きの巫女》のように「ライブラリートップが土地のときに強い」カードと組ませたり、土地を切り詰めたいけれども2~3マナは欲しいというデッキに居場所があるかもしれません。

 

 

どれもバウンスランドなどで使い回しがいのある、強力な土地ですね。

《輪作》などの、特殊地形をサーチ出来るカードの評価を再チェックしておきたいところです。

POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    まさか1回だけとはいえヴォルラスの要塞がPauperに来るとは・・・

    ただでさえ強い黒単がまた強化されてしまいますが、相対的に打ち消しも弱くなっているのでよしとしましょうか・・・

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