今回は、モダンマスターズでコモン落ちした《信仰の試練》について書いていきます。
Test of Faith / 信仰の試練 (1)(白)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを3点軽減する。これにより軽減されたダメージ1点につき、その上に+1/+1カウンターを1個置く。 |
基本情報
クリーチャーに与えられるダメージを3点まで軽減するインスタント。
軽減したダメージに等しい数の+1/+1カウンターを置く事から、
最高で2マナの瞬速持ち+3/+3オーラのような使い方ができます。
「+1/+1カウンターを置くにはまずダメージを軽減する必要がある」という受け身な性能が少々使いにくいものの、自身にダメージを与えるデメリットを持ったクリーチャーと組ませれば「デメリットを打ち消しつつ+3/+3強化する」ことが可能。
通常時よりも6点分多くのダメージを耐えられるようになるので「1/1で《グルマグのアンコウ》を止めながら返しに4/4で殴る」といった使い方もでき、相方次第で一気に化ける一枚です。
<5点火力を耐えた上で、返しに重たい一撃を入れられる>
以下では、このカードとコンボになるカードをみていきましょう。
クラーク族のシャーマン
アーティファクトを生け贄に捧げる事で、自身を含む「飛行を持たないクリーチャー」に1点のダメージを与えるクリーチャー。
自分へのダメージを軽減しながらサイズが大きくなるため、最大で全体に6点のダメージを与えたうえで4/4の《クラーク族のシャーマン》が残ります。
同じ事ができる《墓所のネズミ》と比較した場合のメリットは何といっても、かかる総マナコストの軽さ。
合計たったの3マナでいきなり地上への全体除去ができるため、奇襲性が高くなっています。
飛行クリーチャーを除去できないという欠点も軽視はできませんが、赤マナと白マナを出せるアーティファクト主体のデッキで一考の余地があるコンボです。
《墓所のネズミ》もマナはかかるものの、決まった時の制圧力はこちらの方が上。
参考リンク:墓所のネズミ【Pauperカード個別考察】
どちらもコンボを決めた後はタフネス4の全体火力能力持ちとなり、何度でも全体除去できるのが強力ですね。
格闘
《信仰の試練》は、唱えたクリーチャーにダメージを与えながら敵クリーチャーを除去できる格闘との相性も良好。
戦闘前に使う事で、格闘によるダメージを軽減しつつ打点を上げることができます。
英雄的クリーチャーなどと組み合わせれば+1/+1カウンターも確保しやすくなるため、《突然変異の捕食》が使いやすくなる点も評価できます。
懸念材料としては、クリーチャー+《信仰の試練》+格闘呪文の3枚コンボになってしまうこと。
2015年7月24日現在、Pauperには「格闘能力を持ったクリーチャー」はまだ存在しませんが、出来れば格闘能力持ちクリーチャーと組ませたいところです。
執念深いごろつき
2マナ3/3とマナレシオが優秀な傭兵である代わりに、アップキープ開始時に味方1体に3点ダメージを与えてしまう《執念深いごろつき》。
《信仰の試練》があれば、そのデメリットを利用して強化してやることができます。
傭兵デッキに1枚挿しておき、《信仰の試練》を引いたら相手のエンドに呼んで一気に打点アップ、といった使い方もあります。
画像には書かれていませんがオラクル上はゾンビでもあるので、ゾンビシナジーと組ませることを考えるのもアリ。
挑発
「強引に自分のクリーチャーにダメージを与えたい」という意味では、強制的にブロックさせる能力とも相性が良いですね。
候補としては《熟達の刃の精鋭》・《生命の咆哮の思念》あたりでしょうか。
今後、自身にダメージを与える能力を持ったクリーチャーが出てくるたびに《信仰の試練》との組み合わせを一考しておきましょう!
以上、信仰の試練とコンボになるカードまとめでした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
信仰の試練 早速使って見ましたが想像以上の強さですね
自分は白ウィニーで試したのですがシナジーを無視して1/1クリーチャーに対して使っても
そのままゲームを決める力があり今後の白ウィニーに欠かせないカードになると感じました
2マナインスタントで+3/+3修整が永続ってのは偉いですよねー
吠え群れの飢えに通じる所があると思います