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エターナルマスターズ公式フルスポイラー。優良カードが大量にコモン落ち!

本日、エターナルマスターズのフルスポイラーが公開されました。

エターナルマスターズ公式スポイラー/カードギャラリー

エタマスのコモン落ちカードはPauper環境にどんな影響を与えるのでしょうか。

 

早速、見ていきましょう!

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追記※ 2016年11月16日付けで《流浪のドレイク》はPauper禁止カードとなっています。

コモン落ちになったカード

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《先兵の精鋭》:ついにデメリットのない白の1マナ2/1がコモンに。

 

兵士なおかげで《軍用鷹》と一緒に採用しやすく、白ウィニーを組むことができます。

Pauperではタフネス1が脆い点と、白単ウィニーにはサイボーグ白単トークンのような爆発力が欠けている点が懸念材料です。

 

《お粗末》:何の能力もない0/1に変えるインスタント。Pauperの白は除去がそれなりに揃っているので、使われることはないかと。

 

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《農民の結集》:フラッシュバック付きの3マナ+2/+0全体強化インスタント。

サイボーグ白単トークンのようなデッキが赤をタッチする理由の1つになりますね。

表の時点でカード1枚分の仕事をしているので、最悪赤マナを引けなくても使いやすいのが嬉しいです。

 

1枚で2回コンバットトリックできる点や、《カルドーサの再誕》から表+裏で15点ダメージも可能なことを考えるとボロスキティでも1枚積まれることがあるかもしれません。

 

※白は他にも《北風乗り》と《理想主義の修道士》がコモン落ちしていますが、既にコモンに同型再版がいるので割愛

 

《氷河の壁》:3マナ0/7の壁。硬い

 

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《セファリッドの賢者》:4マナ2/3で、戦場に出たときにスレッショルドを達成していると「3枚ドロー2枚ディスカード」。

 

悪くはないのですが、3ターン目に唱えて手札を整えられる《海門の神官》《熟考漂い》の壁は厚い。

 

《麻痺の感触》:キャントリップ付きの起動型能力封じ。

青単フェアリーにとって厄介な《散弾の射手》《クォムバッジの魔女》《火花鍛冶》手札の消費なしに実質バニラクリーチャー化できるのが偉いです。

 

メタによってはサイドに入りうる1枚。

 

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《流浪のドレイク》:禁止になった《フェアリーの大群》の上位種がまさかのコモン落ち。

大群禁止前はデッキパワーが頭1つ抜けていた《幽霊のゆらめき》デッキが息を吹き返しそうです。

 

5マナとかなり重くなってしまったものの、ウルザランドから出すなら問題ありません。

また、2/3飛行が単純に戦力として数えられるので、《幽霊のゆらめき》抜きでも《熟考漂い》と一緒に飛行ビートしたりマナを伸ばして《とどろく雷鳴》に繋げるだけでも十分な強さを発揮してくれるでしょう。

 

《高波》:1ターンだけ5/5の壁を呼ぶ3マナインスタント。

攻撃クリーチャーへの除去として考えても、3マナは流石に重い。

 

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《イーヴォ島の管理人》:3マナ2/2飛行で、飛行もちクリーチャーのコストを軽減する能力を持ちます。

 

面白い能力ではありますが、3マナからのコスト軽減ではワンテンポ遅いこと・青の3マナ以降には強力なライバルが多いことが懸念材料です。

 

《夜の囁き》《血の署名》の先輩がコモン落ち。

相手へのトドメには使えないものの、シングルシンボルになった分黒単以外ではほぼ上位互換と言って良いでしょう。黒単でも5枚目の《血の署名》としてアリ。

 

2マナ2ドローの強さは黒単信心で証明されており、《骨読み》と比べても「土地2枚+これ+残り重いカード」の初手をキープしやすい分、圧倒的にこちらの方が強いです。

 

青黒コンウルザトロンのように基本後手に回るデッキではライフ温存のために採用が見送られるかもしれませんが、親和中速デッキなら「黒マナを出せるなら入れといて損はない」レベルの強さをもつカードだと思います。

 

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《うろつくセンザンコウ》:5マナ6/5。誰かがクリーチャーを2体生け贄に捧げることを選ぶと、墓地に行ってしまいます。

…《グルマグのアンコウ》で良いかな。

 

《覚醒舞い》:3マナ2/2、場に出たときに陰鬱を達成していると2/2のゾンビトークンを引き連れてきます。

陰鬱を達成していれば3マナ4/4相当で、単体除去にも《電謀》にも強いのが優秀です。

 

《屍肉喰らい》と相性が良く、黒いアグロではよくお呼びがかかる1枚になるでしょう。

 

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《アヴァラックス》:火吹き能力付きの5マナ3/3速攻。場に出ると同名カードを1枚サーチ出来ます。

 

《オーロクスの獣群》も前に結果を出しましたし、こちらもミッドレンジ系のデッキに居場所があるでしょう。

無限マナコンボを搭載したデッキでなら、無限マナを出せればパワー∞の速攻4体で殴って勝ち。無限マナがなくてもある程度マナが伸びていれば4/4や5/5と相打ちしつつ2体目3体目のアヴァラックスに繋げられるのが優秀です。

 

《炭化》:再生できない追放型3点火力。

 

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《捨て身の狂乱》:フラッシュバック付きの2ドロー1ランダムディスカードのインスタント。

 

《熟慮》と比べても「手札の大事なカードを捨ててしまうかもしれない」リスクよりも2枚引き進められるメリットの方が遥かに大きく、赤青ならこちらが優先されることの方が多いでしょう。

 

《信仰無き物あさり》と比べると「アド損しない+FB時はアドを取れる」のが圧倒的に強く、《苦しめる声》と比べると「手札がこれ1枚でも唱えられる+構えられる+打ち消されてもアド損しない」のが強い。要するに強い。

とりあえず表だけでもそこそこ優秀ですし、赤単がこれだけのために《魔力変》と少量の青マナソースを積むのもアリかと。

 

《ドラゴンの卵》:3マナ0/2防衛。死亡すると火吹き能力付きの2/2飛行が出てきます。

3マナ2/2飛行+火吹きを使うかと言われると微妙なので、《屍肉喰らい》のようなクリーチャーと組ませたいところ。

 

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《密林の猿人》:紙ではコモンなのにPauperでは使えなかった1マナ2/3がついにPauperに殴り込み。

Pauperでは2/2が多いので、《野生のナカティル》よりも格段に早く・楽にタフネス3になれるのが偉いです。

 

ただ、純正2色アグロはテンポと色バランスの両立が難しいのが懸念材料。

3~4ターン目に2/3として殴れる1マナ1/1と考えても十分強いと思いますし、赤単タッチ森(+未開地)みたいな形で使いたい。

 

《オークの軍旗》:Pauperでは珍しい全体強化エンチャント。

「大抵1/1を横に並べる戦略になる」点や「赤の防御円対策・止められにくさ」を考えると、《略奪の爆撃》の方が使いやすい。

 

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《死せざる怒り》:3マナ+2/+2のオーラで、《怨恨》と同じエターナルエンチャント。

 

似た役割を持つ《伝染性渇血症》と比べると、「ブロックできない」の方が自分のクリーチャーに張る場合も相手のクリーチャーに張る場合も使いやすい点・1枚採用でも使いやすい点・バウンスや追放にも強い点で優れています。

3マナは重いとはいえ+2/+2修整のエターナルエンチャントはなかなか強いので、赤単英雄的などで1枚積みたい性能です。

 

《ワイルドファイアの密使》:4マナ2/4プロテクション(白)+火吹き能力。

ボロスキティ対策としてみても《感電破》で落ちるうえ、《コーの空漁師》は飛行なので止められないのが歯がゆいところ。

 

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《エルフの先兵》《野生の末裔》に続く、緑のレアからのコモン落ち2枚目。

他にエルフが出るたびに強くなる2マナ1/1。

 

展開力のある親和エルフなら、2ターン目に出せればすぐ5/5以上のクリーチャーとして活躍してくれます。

ストンピィと親和エルフの中間的な構成で軸になりそうなクリーチャーですね。

 

《皇帝クロコダイル》:緑のレアからのコモン落ち3枚目。

4マナ5/5は既に《ブラストダーム》《放漫トカゲ》《錆びた秘宝》が存在し、どれもまだ目立った活躍を見せていないので、これも活躍するのかは微妙なところ。

 

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《敏捷なマングース》:1マナ1/1被覆で、スレッショルドを達成すると3/3被覆に。

 

墓地を利用するデッキでは、1ターン目から出せたり2ターン目に2体展開できるのが探査系クリーチャーにはない最大の強み。

逆に中盤以降は4/4などで止まりやすいので、とにかくテンポを重視して「相手が除去できずに困っている隙に殴り倒せる」ような構成を意識したいところ。

 

そういうデッキではできるだけ多色化したくないのですが、被覆のせいで緑の強化呪文とは相性が悪いので、赤と組ませて火力で強引に突破するのが基本になるかと。

 

《森の力》:フラッシュバック付きの+2/+2修整トランプル付与の2マナインスタント。

パンプ効率はあまりよくありませんが、トランプルも与えられて2回使えるパンプ呪文は息切れ対策カードの少ない緑では貴重です。

 

ストンピィで1~2枚採用して「序盤にコンバットトリック→終盤にブロッカーを乗り越えてトドメ」という使い方が理想的。

 

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《ヤヴィマヤの女魔術師》《オーラのナーリッド》の先輩がコモン落ち。

《未達への旅》でもサイズが大きくなる点では優れていますが、Pauperではオーラではないエンチャントはそう多くないので、《オーラのナーリッド》の優秀な回避能力の方が重宝するのではないでしょうか。

 

エンチャントを大量に入れて、《オーラのナーリッド》と一緒に8枚体制で3マナ6/6以上をたたきつけるデッキとか面白そうです。

エタマス後のPauper環境は?

アド源からコンボパーツ・速攻アグロ用クリーチャー・優良強化呪文と全体的に良いコモン落ちが多いですね!

《農民の結集》・《夜の囁き》・《捨て身の狂乱》あたりはすぐに結果を出してくれそうですし、《密林の猿人》・《敏捷なマングース》も構築意欲が湧いてきます。

 

一番やばそうなのは《流浪のドレイク》ですが…。

意外とTier3あたりで落ち着いてくれるのか、それとも《フェアリーの大群》の後を追うのか。

これからのPauper環境の変化が楽しみです。

POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    皇帝クロコダイルは除去に弱いのがネックだね、同サイクルのグリフィンや無限のワームがエタマスに来なかったのは怨恨で簡単に維持出来るからかな。

  2. 匿名 より:

    パウパーマスターズと言っていいぐらい新緑、再録が魅力的すぎる・・・

  3. 匿名 より:

    管理人さんもおっしゃっていますがファミリア復権しそうですね。特にトロンが使えるTKCトロンの形は強そうです。

    マングースは移植や鼓舞と相性がいいような気もしますが、どうでしょう?

  4. ノート より:

    白単兵士に新たな選択肢。
    宝石の手の報復者はぶっ壊れて強いんで今後に期待したい。

  5. 匿名 より:

    読みごたえがあって凄く面白い記事でした。

  6. 匿名 より:

     ドレイクは2マナ土地とファミリアを一枚も入れなくても無限マナ出来るから普通に青絡みの2色コントロールで時間稼ぎつつコンボ見たいな形で良さげな気もする

  7. 匿名 より:

    捨て身の狂乱ってちょっと癖ありますよね。発掘と組むのが良さそうなんだけどもう一色足すと回すのがきつくなっちゃいます。

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