ゲートウォッチの誓いのフルスポイラーが公開されました!
いつものように、新たに収録されたコモンをPauper目線で見ていきます。
白・青の注目カードは、この2枚。
《戮力協心》:3マナキャントリップ付きの支援2ソーサリー。
《安寧砦の精鋭》の頑強を再利用したり、《アイノクの盟族》で複数体に先制攻撃付与したりと便利なカードです。
単純に手札を減らすことなくクロックを2点追加できるのが強いので、数を並べる白ウィニーを組む価値が上がりました。
《ウマーラの絡め捕り》:青の2マナ2/1果敢。
コモンの2マナパワー2果敢クリーチャーとしては、《魔道士輪の暴漢》に続いて2体目。
青の2マナ果敢クリーチャーは既に《ジェスカイの賢者》・《神出鬼没の呪拳士》の2体がいますが、パワーが1高いのは十分な差別化ポイントです。
とりあえず青の2マナ果敢が3種=12枚積めるようになったので、青単果敢デッキが作れそうです。
白
《まばゆい反射》:対象のクリーチャー1体からのダメージ軽減とパワー分のライフ回復。
2マナのカードなら6~8点程度は回復できることを考えると、出来ればパワー5以上にうちたいカードです。
《焼尽の光》:パワー2以下限定のレンジストライク系除去。
1マナ2点レンジストライクの《正義の一撃》の亜種とも言えます。
《正義の一撃》と比較すると、3/2飛行のデルバーは除去できない代わりに2/4の《尖塔のゴーレム》や《アスフォデルの灰色商人》を1マナで除去できるようになったのが評価できます。
今回、2マナの白い同盟者が2種類登場しています。
2マナ1/3飛行と、2マナ2/2盟友で2点ライフ回復。
カードパワーは低いですが、《カラストリアの癒し手》を軸にするなら盟友で2点回復も偉い、といったところ。
3マナ以上の白い同盟者は3種類。
3マナ1/4警戒。3マナ3/1攻撃時限定先制攻撃。4マナ2/4盟友タッパー。
ほとんど「アンコモン以上の同盟者と組ませるための弱めなカード」で枠が取られてしまい、今回の白は割を喰った感じがしますね。
青
《難解な干渉》:3マナで1マナ要求する不確定カウンター。
エルドラージ末裔トークンのおまけ付き。
《目潰しドローン》:2マナ1/3の欠色タッパー。
タフネスが3あって、無色マナがあればタップでき、《古きものの活性》でサーチ可能とウルザトロン向きな性能。
ただ、これを積むスペースがあるかは難しいところです。
《空間の擦り抜け》:キャントリップ付きのアンブロ付与。
現在のPauperでは《シャドーの裂け目》が実質「1マナでブロックされない・ブロックできないを与えるキャントリップ付きインスタント」なので、①相手クリーチャーに打つメリットがあるか②相手のエンドにサイクリング感覚で唱えられるかという2点で劣ります。
欠色なので、《使徒の祝福》で青を選んでも対象不適正にならないのがメリット。
《掃き飛ばし》:3マナバウンス。対象が攻撃クリーチャーならライブラリートップに戻せます。
3マナで「攻撃クリーチャーをライブラリートップに戻す」呪文に《送還》モードがついたと考えると中々の性能。
コントロールに1枚くらい積まれることもありそうです。
《封止の被膜》:3マナのアンタップ阻害オーラ。怒涛コストは1マナ。
タップをしてくれないので使い方は難しいですが、貴重な青の1マナ除去です。
《ジュワー島の報復者》:5マナ3/3飛行。怒涛コストは3マナ。
青単では《尖塔のゴーレム》に出しやすさ・生き残りやすさ・打ち消しの構えやすさの3点で劣ります。
ただ、青の3マナ3/3飛行以上のクリーチャーは他に《縫い合わせのドレイク》くらいしかまともなものがいなかったので、赤青の3マナクリーチャーとして採用が検討できますね。
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以上、ゲートウォッチの誓いフルスポイラーコモン考察【白・青】でした。参考になれば幸いです。 最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
空間の擦り抜けがかなり強いと思います
ゼロックスやイゼット英雄的デッキで、シャドーの裂け目に次ぐ2番目のガード不能カードで入りますね
跳躍/Leapやひずみの一撃よりずっと強い気がします
戮力協心はぱっと見が地味なので意識していませんでしたが、キャントリップ付きプチ栄光の頌歌なら確かにオーバースペックなカードなのかも?
封止の被膜はヘリオッドの巡礼者から持ってきて即座に1マナで使えるから、青白で巡礼者を使うデッキでピン刺ししたら面白そう。
計4マナで生物1体対処しつつ場に生物が残る。コストパフォーマンス的にはアンコモンのネクラタルのようだけど、やっぱり1回は動かれるのが痛めかな。他の疑似除去と比べ1マナ軽い事を生かし、被膜で止めれない1回のアタックをブロックしつつバウンスやブリンク出来れば理想的ではあるけども