今年もやってきたコモン落ちチャンス!
本日、マジックの歴史上において特に顕著な活躍を見せたエターナル・フォーマットの主力カードの数々が登場するセット「エターナルマスターズ」の発売が発表されました。
カード種類数 249
発売日 2016年6月10日
希望小売価格 1,000円(税別)
Magic Onlineでの発売日 2016年6月17日~7月6日
Magic Onlineでの販売価格 $6.99
参考リンク:『エターナルマスターズ』 発表/mtg日本公式
※MOでの発売については原文と下記ツイート参照
Eternal Masters WILL be available on Magic Online from June 17 through July 6! #MTGO
— Lee Sharpe (@mtg_lee) 2016, 2月 15
エターナルの強力カード多数収録。優良カードのコモン落ちなるか
エターナルマスターズは、エターナルフォーマットの優秀なカードを手に入りやすくする目的で発売される特殊セットです。
現時点では、レガシーやヴィンテージで大活躍中の《意志の力》・《不毛の大地》の収録が判明しています。
エターナルフォーマットの強力なカードは高額で手が出にくかっただけに、どのカードが収録され手に入りやすくなるのかに期待が高まります。
また、エターナルマスターズではModern MastersやVintage Masters同様、リミテッドの面白さも意識した収録構成が取られており、往年の強力カードがぶつかり合うドラフトを楽しめるセットになっているようです。
特殊セットのためスタンダードやモダンで使うことはできませんが、Magic Online上でも発売されるためそれに収録されたコモンはPauperで使用可能となります。
Pauper目線で見たときに重要なのが、「エターナルで活躍しているアンコモンが、エターナルマスターズにおいてコモンとして収録される」=コモン落ちの存在です。
例えば《金切るときの声》・《チェイナーの布告》は元々アンコモンでPauperでは使用できませんでしたが、Vintage Mastersにおいてコモンとして収録されたことで使用可能となり、Pauperのメタゲームに大きな影響を与えています。
このように、カードパワーの高いアンコモンがコモンとして収録される可能性がある分、通常のセットよりもメタゲームに与える影響が大きなセットとなっているんです。
今回は、コモン落ちの参考として2014年に発売されたVintage Mastersでコモン落ちしたカードを見ていきましょう。
Vintage Mastersでコモン落ちしたカード
《死後の生命》・《金切るときの声》
4マナで1/1飛行トークンを4体出す《金切るときの声》は、1:1交換が主なPauperでは非常に強力なカード。
フラッシュバックのおかげで打ち消しにも耐性があり、青単フェアリーに有利な白単トークンを成立させました。
《金粉の光》・《ミストムーン・グリフィン》
《サルタリーの使者》・《殺人鯨》
コモン落ちはアンコモンからが基本ではありますが、《サルタリーの使者》のように過去のレアカードがコモンになるケースも存在します。
《堂々巡り》・《チェイナーの布告》
リミテッドでアーキタイプを成立させるために敢えて《堂々巡り》のような強力なカードがコモン落ちすることもあります。
《チェイナーの布告》は「黒が入っていれば、とりあえず1枚は入れておこう」と思わせるほど高い性能を持つカードですね。
《頭の混乱》・《ダウスィーの傭兵》
《捕食の夜魔》・《スカージの使い魔》
《暴君の選択》・《甲虫背の酋長》
《甲虫背の酋長》の登場当時は《グルマグのアンコウ》もタップインゲイン2色地形もなく環境が早かったせいで「赤の4マナは遅い」と思っていましたが、最近は環境の低速化のせいかよく見かけるようになりましたね。
《チェイナーの布告》への耐性が高いのも評価されているのでしょう。
《Goblin Commando》・《ゴブリンの将軍》
《巨体のゴブリン》・《スカークの教練教官》
《尊大なワーム》・《斑の子猪》
《拷問生活》デッキで墓地から無限に蘇る定番カードの《尊大なワーム》、ストンピィが除去コン対策としてサイドに積む《斑の子猪》も、ヴィンテージマスターズでコモン落ちしたカードです。
《ワイアウッドのかぎ爪》・《象の導き》
最近はメタゲームの都合からか見かけることが少なくなりましたが、一時期はストンピィで《象の導き》がよく使われていましたね。
《エルフの逸脱者》・《もつれ》
《もつれ》も、《一瞬の平和》との選択で使われています。
《野生への貢ぎ物》・《マナ・プリズム》
一体どんなカードが収録され、どんなアンコモンがコモン落ちしてくれるのでしょうか。
過去の優秀なアンコモンを眺めながら発表を待ちたいところです。
以上、エターナルマスターズの発売が決定!歴代のパワーカードのコモン落ちに期待でした。参考になれば幸いです。 最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
古いカードが再販されるのは嬉しいのですが、
リミテ前提で作られるとモダンマスターズ2015の様に、
カスカードが大量に再録され、結果塩セットになるのが怖いです。
pauperやってる身としては、何らかのコモン落ちに期待しつつ、どうせ塩なんだろ?ってアンコモン以上の収録レアリティには期待しない方向です。
友人含めてモダマスをプレミア価格で買い、爆死したので購入は見送りですね。
再録禁止カードの爆騰に一喜一憂しないどころかパワーカードのコモン落ちに期待が膨らむPauperはやはり神
さまざまなブログで論争がある中、ここだけはいつものようにそしてどこよりもエタマス(のコモン)に期待を向けているのが読んでてすごく和みます。そしてためになります。
いろんなカードがコモンで収録されるといいですね!
こういうセットのレアは期待しないことにした
最初はパワーカードだけ映して予約させるだけさせた後塩になるケース多すぎてな
モダマスは大爆死したし、買うだけ大損
そんな中コモン落ちに期待できるpauperはやはり紙 もとい神
忘れがちですが痛くない《火炎の裂け目》である《暴君の選択》はPauperリーガルなんですよね
ダメージ効率がよいので《夜の衝突》《炎の稲妻》《終止》《荒廃稲妻》のようなゆっくりしたパーツをいてれも20点削り切れるかも?と思ってみたり
>4匿名様
でも買うバカが多いから、WOCが味をしめて
一部優良、大半はカスカードの再録セット作り続けて
都度爆売れ…の繰り返しなんですよ。
リミテ前提のカスレア、カス神話レアは入ってない優良セットを作らないと不買するぞ!って市場とユーザーがNoを示さないと何も変わらないのに、
バカが買い支えて定期的な塩再録セットを延々生み出してしまう。
コモン落ちしたカードを紹介してくれるだけで嬉しいです