とうとう、待ちに待ったモダンマスターズ2015のコモンがPauperでも使えるようになりました!
《議事会の密集軍》や《はらわた撃ち》などを早く試してみたいところですが、本日は《ヴィーアシーノの殺戮士》について。
2マナ1/1二段攻撃と、基本スペックは十分。
起動型能力は当てには出来ないものの、仮に起動できれば単体で4点クロックとなる優秀なクリーチャーです。
1:《山/Mountain》 15:《森/Forest》 1:《進化する未開地/Evolving Wilds》 -Lands(17)- |
4:《怨恨/Rancor》 4:《魔力変/Manamorphose》 3:《豊かな成長/Abundant Growth》 1:《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack》 4:《稲妻/Lightning Bolt》 4:《巨森の蔦/Vines of Vastwood》 4:《楽園の拡散/Utopia Sprawl》 3:《よろめきショック/Staggershock》 -Other Spells(27)- |
4:《若き狼/Young Wolf》 4:《巣の侵略者/Nest Invader》 4:《ヴィーアシーノの殺戮士/Viashino Slaughtermaster》 4:《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid》 -Creatures(16)- |
2:《電謀/Electrickery》 3:《紅蓮破/Pyroblast》 2:《一瞬の平和/Moment’s Peace》 1:《鋭い痛み/Flaring Pain》 2:《散弾の射手/Scattershot Archer》 2:《炎の斬りつけ/Flame Slash》 1:《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage》 1:《心なごむ詩句/Calming Verse》 1:《古えの遺恨/Ancient Grudge》 -Sideboard(15)- |
緑ならエースになれたのに… →赤緑で使う
・《怨恨》を付けただけで3/3まで一方的に討ち取り、チャンプブロックも許さない6点クロックに
・《巨森の蔦》を構えて除去を警戒しつつ、何もなければ10点パンチ
と、「緑で刷られていればトップメタでも大暴れできるのでは…」と思わせるほど、全体的に緑のカードとの相性が良い2マナ1/1二段攻撃。
緑が殺戮士だけのために赤をタッチするほどのパワーはありませんが、緑が赤をタッチする理由の1つにはなります。
そこで今回は、「《稲妻》・《よろめきショック》を積んで緑の除去の薄さを補強する」ついでに殺戮士を採用することにしました。
色マナ確保が強化手段に
緑タッチ赤で《ヴィーアシーノの殺戮士》を使う場合、緑の色マナ支援カードで黒マナを確保して《ヴィーアシーノの殺戮士》の+1/+1修整能力を起動できるのも嬉しいところ。
マナが余りがちな中盤以降は、単体で4点クロック・《怨恨》をつけて8点クロックと、《オーラのナーリッド》にも引けを取らないほどの脅威となってくれます。
結果、「序盤は《若き狼》らと火力で消耗戦に持ち込み、殺戮士かナーリッドが1体でも生き残ったらそこに《怨恨》や《巨森の蔦》をつぎ込んで勝つデッキ」となりました。
対戦動画
《巨森の蔦》は除去回避と強化を兼ねるだけでなく、相手はその存在を警戒して相手のメインで除去してくれるようになるので、存在だけで強いカードですね。
強化呪文次第で化ける1枚
Pauperでは初となる「2マナ二段攻撃持ちクリーチャー」の《ヴィーアシーノの殺戮士》。
赤単で使う場合、《怨恨》や《巨森の蔦》の代わりを務める呪文がないため、チャンプブロックで時間を稼がれたり、相手が除去を構えていそうな場合に強化しにくいのが懸念材料。
裏を返せば、そこを埋めるカードが赤に来たら赤単でも大暴れしそうなクリーチャーです。
構成次第ではドメインZooでも候補に挙がりそうな1枚ですね。
以上、モダマス2015がMO解禁! ヴィーアシーノの殺戮士デッキを考えるでした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
これは、作ってみたいデッキですね。
開き直って祝福四積の赤単ストンピィもできそうですね。
紙のカジュアルで殺戮士使ってた時は血の渇きが良き相棒でした。
3ターン目に10点飛ばしたり相手の生物に打ってタフネス下げて殺戮士の二段攻撃で突破したり。
2マナの強化スペルはパウパーの環境では重い部類か軽い部類か分かりませんが参考までにしていただけたらと思いますm(_ _)m
なるほど!先制攻撃ダメージを与えてから唱えれば安定した除去になるのが嬉しいですね。