こんにちは。今日は、Pauperで猛威をふるっている《グルマグのアンコウ》を簡単に対処する方法を取り上げていきます。

火力に強い黒のゾンビ
アンコウは火力に強く、《稲妻》はもちろん《炎の斬りつけ》・《感電破》でも半焼けにしかなりません。
魚であると同時に黒のゾンビでもあるので、《恐ろしい死》・《破滅の刃》・《夜の犠牲》も効かず、Pauperでは除去するのが非常に難しいクリーチャーとなっています。
火力を2枚使うなど、複数のカードを消費すれば何とかなることもあるのですが、打ち消しをからめた青黒アンコウやアドバンテージを取る手段がたっぷり入った黒単信心で使われることの多いクリーチャーなだけに、この方法はオススメできません。
アンコウを処理する時は、仮に打ち消されてもアド損しないように2マナ~3マナでさっと1:1交換できるものを選びましょう。
①2マナで処理できるカード
2マナでアンコウと簡単に1:1交換できる呪文としては、《未達への旅》と《鎖の呪い》が挙げられます。
青や白絡みのデッキであれば、《鎖の呪い》をサイドに積んだだけでアンコウの処理がグッと楽になりますよ。
特に赤青コントロールのように、アンコウを処理する手段が少ない低速デッキにオススメです。
青黒で《鎖の呪い》による除去を試す場合には、布告除去のサイドアウトを忘れずに。
②パワー3のクリーチャー+骨断ちの矛槍
緑単ストンピィのように「使いやすい除去が少ない」or「あまり除去を積みたくない」デッキの場合には、パワー3のクリーチャーと《骨断ちの矛槍》を優先的に採用して突破するのがオススメです。
ここでのポイントは、アーティファクト破壊がない黒単や青黒が相手なら《怨恨》よりも《骨断ちの矛槍》の方が安定した対策になること。
打ち消しを構えられない内にあらかじめ用意しておいた《骨断ちの矛槍》をパワー3のクリーチャーに装備させれば、除去による立ち消えや《対抗呪文》で対処される心配がなく、安定して1:1交換を狙う事ができます。
<親和のようにパワー4が多いデッキなら、《皮剥ぎの鞘》が便利>
③赤は収穫の火か、ブロック制限
赤の場合、初めに述べたとおり火力でアンコウを除去するのは難しく、コントロールなら《収穫の火》、ビートなら《ゴブリンの踵裂き》、ゴブリンなら《火花鍛冶》が主な対抗手段となります。
《収穫の火》と《ゴブリンの踵裂き》はどちらもデッキに1枚しか積みにくいカードなので、コントロールの場合は別の色の対策を使い、ビートの場合は《くすぶる尖塔》や《威嚇者の信徒》でブロック制限して、さっさと相手のライフを攻め切っていきましょう。

④黒ならライフレースを有利にする除去を追加する

黒単の場合は、布告除去が主な対処手段になります。
《ゲスの評決》よりも《チェイナーの布告》の枚数を多めにした方が、長期戦にもつれ込んだ時に安心です。
ただ、布告除去だけでは横にクリーチャーを並べられた時に困るので、《Oubliette》のようなアンコウに効く単体除去も重視したいところ。
例えば《魂の刈り取り》や《堕落の触手》であれば、単なる追加の除去としてだけでなく、黒単同系戦でのライフの吸い取り合戦を有利に運ぶのにも貢献してくれます。
サイドの除去選択に迷ったときは、この辺りも重視してみてはいかがでしょうか。
以上、アンコウ3分クッキングでした。参考になれば幸いです。最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
魂の刈り取りは知らなかった。。。
いつもタメになる記事ありがとうございます
クリーチャーが多目のデッキに限りますが、悲劇的な過ちもアンコウクッキングにいいかもです
通常の除去が効かないとなるとアンコウ専用対策になってしまい受けが小さくなるのがなんともはや、伊達に流行っておりませんね困った
ストンピィに使えないのはアレですが、死に際の喘ぎ結構強いですよ。
自分は、緩慢な動きや抑圧的な光線をアンコウ対策にしています。マナ拘束で時間稼ぎしつつ
クロックをしていけば、なんとかなるんじゃないかなと思ってます。
バウンスはどうな?
記事のタイトルでアンコウが食いたくなった・・・
水がいらない鍋のアレがいい