本日11/4、臨時の禁止改訂が発表され、Pauperにおいて《流浪のドレイク》が禁止カードに指定される事となりました。
参考リンク:Pauper Banned List Change
11/16のメンテナンス以降、《流浪のドレイク》はPauperで使用できなくなります。
「9月末の禁止改訂で禁止になるのでは」と噂されていたものの、何とか禁止をすり抜けた矢先、臨時での禁止改訂。
環境に与える影響は絶大です。
メタの支配率と多様性
Pauper Banned List Changeの記事によると
①カラデシュ前の禁止改訂(9月26日)において《流浪のドレイク》を禁止にすることも検討した
②その時点ではドレイクのメタゲーム支配率は11%しかなかった
③メタに多様性があったので、その時点では禁止を見送った
④その後、ドレイクの支配率と勝率が高くなり、メタの多様性を阻害していると判断
⑤PauperはMO限定フォーマットなおかげで臨時の対応がしやすいため、臨時で禁止することにした
とのこと。
確かに青赤ドレイクはデッキパワーが明らかに高かったものの、前回の禁止改訂のタイミングでは「どうせ禁止になるだろうし…」と遠慮したプレイヤーが多かったのか、メタの支配率自体は圧倒的に高いわけではありませんでした。
9月の禁止改訂でNo Changeが発表されて以降、多くのプレイヤーが「1月まで禁止にならないなら使おう!」or「禁止になるまでリーグに出るのをやめよう」となったためか、一気にメタの支配率が増加。
メインから《紅蓮破》を積んだデッキが5-0することもあるほど、青赤ドレイクがメタを支配するように。9月時点はともかく、10月は健全とは言い難い環境でした。
<宝船の巡航の禁止を彷彿とさせる流れ>
今後も、Pauperで禁止レベルの強力なデッキが出てきたときは「メタの支配率が低いから禁止を免れる→それを受けて使う層が急増→臨時で禁止改訂」という流れになる可能性を考えた方が良さそうですね。
エタマス・異界月・カラデシュの新カードに注目
長らく《流浪のドレイク》デッキ vs 速攻デッキのメタが続いていましたが、《流浪のドレイク》系デッキの消滅により、黒単コントロールを始めとした低速コントロールがまた息を吹き返しそうです。
《流浪のドレイク》を前に断念されていたであろう、「エターナルマスターズ・異界月・カラデシュ」の新カードを活かしたアーキタイプの活躍にも注目ですね。
ドレイクがいたことによって日の目を見なかったデッキが出てくることを期待したいですね。
ゆらめき使いの方々にはまた冬の時代が来ますね。
黒単信心を筆頭メタから締め出されたデッキとの戦い方を思い出さないと行けませんね。
揺らめきと合わせて簡単に無限マナコンボが出来ますからねフリースペル
本当は開始時から全部禁止でよかったと思う
やった! ドレイクが消えた!
宝船のタイムラグと似てると言われれば納得のような気も。
毎回こうなるんだろうか?