続々と公開中の異界月の新カード。
全体的に変身が使いやすいデザインになっていますね。
エルドラージも戦乱のゼンディカーの時より強くなってる印象です。
参考リンク:異界月公式スポイラー/カードギャラリー
今回も、現在までに公開されている「異界月」のコモンの性能をPauper目線で見ていきます。
Wailing Ghoul
2マナ1/3で、場に出たときに墓地を2枚肥やすゾンビ。
似たようなカードとしては既に《屍術士の助手》や《蘇りし歓楽者》などがいますが、それらと比較すると「2ターン目にこれを出す⇒3ターン目に墓地を利用したアクションを取る」という動きを取りやすい点で優れています。
相手の2/2を止めながら墓地に落ちた《名も無き転置》2枚を《グール呼びの詠唱》で回収したり、《グルマグのアンコウ》の着地を早めたりと、ゾンビデッキでいぶし銀的な活躍を見せてくれそうな1枚。
過去との取り組み
緑になったことで土地も回収できるようになった《屍体の攪拌》。
土地も回収候補になったことで、2ターン目から唱えやすくなったのが最大の強化ポイントです。
デッキ内のクリーチャーと土地が合計47枚以上あれば、たとえ墓地が0枚でも99%以上の確率で何かを手札に加えられるようになります。
《神々との融和》と比較すると墓地を肥やせる枚数は少なくなったものの、土地が2枚で止まった時に便利なほか、墓地の《流砂》や《敏捷なマングース》を再利用できるのが偉い。
Ulvenwald Captive
2マナ1/2の防衛マナクリーチャー。
7マナ払うことで、防衛のない4/6のアタッカーへと変身します。
ブロッカーとして扱う分には、実質6マナで変身できるのが偉いですね。
序盤はマナクリ・終盤はフィニッシャーとして融通が利く代わりに、どちらとしてみてもやや力不足感のあるデザイン。
それでも、緑単ウルザトロンでなら序盤の《古きものの活性》や《探検の地図》をサポートしつつ終盤は戦力として換算できる万能カードになるので、1~2枚あると良い仕事をしてくれると思います。
新しい狼男たち、月霧ででっかくなる!!と思ったら人間じゃないんですね・・・
月霧は考えちゃいますよね…
満ちゆく月でワンチャンないかなー