今回は、ドメインZooについて書いていきます。
「1マナ3/3」「2マナ5点火力」「1マナ3ドロー」「3マナ5/5」など、強力なシナジーが大量に組み込まれたデッキです。
player:ononojagaimoko (5-0)※2015/12
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5色のすべてを詰め込んだシナジーの塊
ドメインZooとは、緑のカードでマナ基盤を整え、各色の優秀な呪文を唱えられるようにした5CGアグロデッキです。
単に各色の優秀な呪文を詰め込んだだけではなく、マナ基盤を整えるために必須となる《ナイレアの存在》・《進化する未開地》などと相性の良いカードを多く採用することで序盤のテンポロスを取り返し、一気に場を制圧します。
色拘束のきついカードを除いた全てのカードが使えるため、pauperの広いカードプールを最大限に活かして大量のシナジーを詰め込めるのがこのデッキ最大の強みです。
ドメインZooに組み込まれたシナジーの数々
ここからは、ドメインZooでよく使われているシナジーを取り上げていきます。
シナジー①:2マナ5点火力、3マナ5/5
《ナイレアの存在》を使い、《野生のナカティル》・《部族の炎》・《マトカの暴動者》の力を早い段階から最大限に引き出すシナジー。
pauperは2/2・4/4・2点火力・4点火力が主流なため、1マナ3/3・3マナ5/5が環境に刺さっています。
この中でも特に《部族の炎》の性能が高く、手札2枚と4マナから一気に10点ものライフを奪えるため、押され気味の状態からでも一気に逆転が可能。
相手は常に油断のできない戦いを強いられます。
「序盤に軽く削ってから、2~3枚の《部族の炎》で勝つ」というのがよくある勝ちパターンの1つですね。
シナジー②:大量ドロー
ドメインZooの強みは単なるサイズの大きさだけではありません。
5色使える事を活かし、大量ドローコンボでアドバンテージを稼ぐ事もできます。
例えばサンプルレシピであれば
・《コーの空漁師》で《豊かな成長》を使い回すことで、実質3マナ2/3飛行+1ドロー
・《渦まく知識》で《戦隊の鷹》の効果を再利用することで、実質1マナ3ドロー
などがあります。
これによって息切れすることなく、上述の強力なカードを連打していきます。
シナジー③:テンポロスの弱点補強
このデッキは5色を安定させるのに、《進化する未開地》とエンチャント(土地)を利用しています。
この手のカードは本来両方引くとテンポロスが大きくなってしまうのですが、この2枚の場合は《進化する未開地》に《豊かな成長》を張ればテンポロスは1マナだけで済みます。
これにより序盤の色マナとテンポ、両方の安定化が図れるようになっています。
上の3つ以外にもキャントリップ付きオーラが多いおかげで《オーラのナーリッド》が「ブロックされにくい3マナ5/5」となったり、緑白のマナレシオが優秀な生物を《発掘》により1マナで再利用するなどいったシナジーも盛り込まれています。
探せばまだまだ強いシナジーが沢山あります。いろいろ試してみたいところ。
ドメインZooの良さ
ドメインZooの一番の強みは「何でもあり」な所でしょう。
Pauperのカードプールの広さを活かして夢のコンボを作るもよし、単純な強さのあるカードを詰め込んだグッドスタッフにするもよし、とデッキ構築の幅が一番広いデッキです。
構造の似ている親和と違い《ゴリラのシャーマン》のような劇的なアンチカードもないため、伸び伸びと構築することができます。
自分の構築の腕を試してみたい!という方は是非一度作ってみてはいかがでしょうか?
以上、環境最多のシナジー&コンボ! ドメインZoo考察でした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
今使ってるけどいい感じですね。まあそこそこに勝ってそこそこに負けるっていう感じです。
時々使い方で迷うこともありますね。
スカイシュラウドの射手は私もサイドに入れてましたが、どこで刺さるのかイマイチ理解できなくてパイロとハイドロ1枚ずつに変更しちゃいました。
デルバーは変身されるとどうしようもないし、かと言って飛行CIPクリーチャーの為に投入するのか?みたいな雰囲気に…
>>ばあちゃん さん
幅が広く中速な分、本当にこの構築・プレイングでいいのか?と悩む部分も多いですね。
>>荒廃の天使prpr さん
射手はフェアリー除去がメインですが、デルバー尖塔のクロックを減らして時間稼ぎも出来る点が評価されているのだと思います。