緑黒の優秀なクリーチャーで戦線を固めつつ、陰鬱を絡めて攻めるビートダウンデッキがPauperDEで4-0しています。
player:fabioueta (4-0)
7:《沼/Swamp》 4:《森/Forest》 4:《カルニの庭/Khalni Garden》 3:《進化する未開地/Evolving Wilds》 3:《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》 -Lands(21)- |
4:《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》 4:《悲劇的な過ち/Tragic Slip》 4:《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》 3:《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack》 2:《無残な収穫/Grim Harvest》 -Other Spells(17)- |
4:《屍肉喰らい/Carrion Feeder》 4:《煙霧吐き/Fume Spitter》 4:《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》 4:《若き狼/Young Wolf》 3:《斑の子猪/Brindle Shoat》 3:《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》 3:《安寧砦の精鋭/Safehold Elite》 -Creatures(25)- |
4:《部族養い/Feed the Clan》 4:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》 3:《散弾の射手/Scattershot Archer》 2:《破滅の刃/Doom Blade》 2:《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage》 -Sideboard(15)- |
しぶとい生命力とサイズで攻めるビートダウン
《朽ちゆくヒル》を始めとした、緑黒の強力なクリーチャーを並べて攻める中速ビートダウン。
《若き狼》や《斑の子猪》といった除去に強いクリーチャーで圧力をかけ、相手が除去を使い切ったところで《朽ちゆくヒル》・《グルマグのアンコウ》・《吠え群れの飢え》による高サイズクリーチャー連打で押し潰します。
本来《若き狼》や《斑の子猪》といったクリーチャーは、familiarやウィーゼロックスのようなコンボデッキが相手の場合にはただの1/1でしかないのですが、黒を足して《屍肉喰らい》を採用した事でその弱点が補強されていますね。
能動的に生け贄に捧げる事で1マナ2/2・2マナ3/3+αとして使えるようになる上、《悲劇的な過ち》・《吠え群れの飢え》の陰鬱サポートも兼ねられているのが面白いです。
怨恨より骨断ち
緑のデッキの強化手段と言えば《怨恨》が真っ先に浮かびますが、このデッキでは
「黒マナばかり引いた場合でも、クリーチャーを展開しながら強化できる」
「《巨森の蔦》がない分ストンピィよりも立ち消えさせられやすい」
「青いデッキが相手の時に+2/+0呪文を打ち消されると《若き狼》たちのクロックの低さが目立つ」
といった理由から、《骨断ちの矛槍》が優先して採用されています。
ストンピィが「1体の2/2を強化してトランプルで突き抜ける」縦の攻めであるのに対し、
こちらは「複数のパワー3以上のクリーチャーで押し潰す」横の攻めをするデッキという印象。
アンコウが黒入り多色デッキの幅を広げた
去年までは黒というと「黒単信心か、familiarのタッチカラー」というイメージが強かったですが、今年に入って《グルマグのアンコウ》を得てから黒を第二色にした多色デッキを見かけることも多くなってきました。
やっぱり1~3マナで出せる5/5ゾンビは偉大ですね。
《炎の斬りつけ》で大体okだったPauperも、除去選択が難しくなってきた感じがします。
悲劇的な過ちとヒルの組み合わせは最高に良いですよね。
まさかの63枚メイン。60枚にするならHunger of the Howlpackでも抜くんですかね?
>>白石さん
どっちも何か変な魅力のあるカードですよね。なんというかこう、活かしたくなるというか。
>>カレーさん
土地・生物・スペルから1枚ずつですかね。カルニ・煙霧吐き・吠え群れとか?
アンコウを一枚で選択除去できるインスタントは心強いですよね
陰鬱を達成しやすいデッキならば、悲劇的な過ちは今のメタに合ってる気がします。