続々とプレビューされている戦乱のゼンディカーの新カード。
本日は色のないコモンカードが大量に公開されました。
コモンの昇華者や、上陸持ちの軽量クリーチャーが登場しています。
Ingest and Process for Value/mtg米公式
Makindi Sliderunner! Snapping Gnarlid! Pilgrim’s Eye!
完全無視・存在の一掃
無色の追放除去が2種類登場。
《完全無視》:3マナインスタントでパワー3以下のクリーチャー限定の追放除去。
3マナのクリーチャー追放除去と言うと、トリプルシンボルでインスタントの《損ない》・信心を2つ稼ぎながら追放できるエンチャントの《Oubliette》が挙げられ、黒単でそれらを押しのけて採用される事はまずないでしょう。
このカードの強みは、シングルシンボルであることと、欠色により《古きものの活性》からサーチ出来ること。
ウルザトロンで《若き狼》・《嵐縛りの霊》の処理に困った場合には出番があるかもしれません。
《存在の一掃》:無色7マナで好きなパーマネント1つを追放できるインスタント。
《古きものの活性》からサーチ出来ることと、どの色でも・どのパーマネントに対してでも使える追放除去である点が強みのカードです。
7マナあるなら《ファングレンの匪賊》や《ウラモグの破壊者》で盤面を有利にしたいのが正直なところ。
使われるかは難しい所ですが、マナを伸ばしさえすれば「緑や青がクリーチャー追放」・「赤や黒がエンチャント追放」できるようになった、というのはPauperにとって衝撃的な1枚です。
水底の潜入者・霞の徘徊者
青のコモンエルドラージ。
《水底の潜入者》:3マナ1/4・欠色・嚥下・ブロックされない。
昇華者との相性は抜群ですが、遂行速度の遅さが気になります。
《霞の徘徊者》:4マナ3/2のコモン昇華者。
1枚昇華することで、対象のクリーチャーを手札に戻します。
《大クラゲ》と比較すると、昇華できてやっと標準レベル。
無色シナジーのことを考えても、ちょっと厳しそうです。
黒のコモンエルドラージ。
《淘汰ドローン》:2マナ2/2・欠色・嚥下と分かりやすいスペック。
《精神を掻き寄せるもの》:4マナ3/3のコモン昇華者。1枚昇華することで、対戦相手の手札を1枚捨てさせます。
どちらもリミテッドでは相当強そうですが、Pauperでは一歩及ばずといったところ。
2種類の上陸コモン
上陸持ちの2マナクリーチャー2種。
《Makindi Sliderunner》:2マナ2/1トランプル、上陸でターン終了時まで+1/+1修整。
赤でトランプルを持っているのが非常に優秀で、仮に相手の場に1/1が複数体いたとしても、1体でブロックしてくれればそれを《稲妻》で焼く事で、ブロックされなかったかのように相手にダメージを与えることができます。
複数でブロックしてくれれば1:多交換できるので、それはそれで良し。
《板金鎧の土百足》と共に、赤軸の上陸デッキを組んでみたいです。
《Snapping Gnarlid》:2マナ2/2、上陸でターン終了時まで+1/+1修整。
《クウィリーオン・レインジャー》がいれば、とりあえず毎ターン3/3です。
《砕土》なら実質1マナで全部+2/+2修整されます。
どちらも上陸しなくても最低限のパワーがあるのが嬉しいですね。
白赤上陸に土地リクルートや新たな上陸を加えたナヤカラーの上陸デッキが作れそうですね。
砕土以外にも、輪作で未開地or変幻地を持ってきて即起動すれば、緑1マナからインスタントタイミングで上陸二回達成できるし、上陸デッキに緑が入るのは上陸のかさ増し以上の意味を持ちそうで楽しみ
今pauperで親和使おうとしたら投げ飛ばしが1枚制限になってるんですがいつ改訂されたんでしょうか?
>>1さん
上陸デッキは未開地のタップインをどう調節するかが課題になりそうですね。
爆発力はあるので、うまく構成してみたい。
>>2さん
投げ飛ばし2枚積めますよ?
持っていないバージョンの投げ飛ばしをデッキに入れてしまったとかでしょうか