進化持ちクリーチャーと相性の良いクリーチャーを大量に採用し、何度も進化させることにより、高サイズになったクリーチャー達で押し潰す青緑アグロがDEで3-0しています。
player:sweetpetejr (3-0)
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非生物呪文は0枚。ひたすらに進化を狙うアグロデッキ
自身よりパワーかタフネスが高いクリーチャーを自分の戦場に出すたびに1つずつ成長する進化。
今までPauperのトーナメントでは《雲ヒレの猛禽》しか見かける事のなかったこの進化を持つクリーチャーを合計11枚採用し、とにかく連続進化を狙っていくデッキです。
中盤以降に引いた進化クリーチャーも十分なサイズにさせるために、メインボードには非生物呪文が1枚も入っていないのが特徴。
進化したクリーチャーをさらに成長させる増殖能力をもつ《かき鳴らし鳥》
出し入れしていれば進化クリーチャーをタフネス5まで成長させられる《夢で忍び寄るもの》
相手クリーチャーをどかしたり、自身の進化誘発用クリーチャーの再利用にも使える《大クラゲ》
を筆頭に、進化と相性の良いクリーチャーが重視されており、「進化クリーチャーは引けても、進化トリガーが全然いない」状態になりにくい構成となっています。
想起と進化のシナジー
また、クリーチャーをソーサリー呪文のように扱えるキーワード能力「想起」と進化の相性の良さも見逃せません。
《熟考漂い》が3マナ2ドローに+1/+1カウンターのおまけ付き呪文・《木立を歩むもの》が2段階進化呪文となってくれます。
《木立を歩むもの》を想起する場合には進化を先にスタックに積むのがポイント。
想起による生け贄が先に解決されることにより、4/4による進化チェック→7/7による進化チェックの順で解決されるため、5/5以上への2段階進化が期待できるようになります。
根の壁と瞬速
このデッキを回していると、青緑のキーワード能力の「瞬速・進化」と《根の壁》の噛み合いっぷりが楽しいです。
《根の壁》は自分のターン・相手のターンにそれぞれ1マナずつ緑マナを生み出す事ができるので、《根の壁》を出して進化、メインに《根の壁》のマナを出して召喚→進化、相手ターンに《根の壁》のマナを出して瞬速クリーチャー召喚→進化という動きができるんです。
Pauperで青や緑のデッキを作る時の既成概念を全部吹っ飛ばした感じがして、目から鱗でした。
《かき鳴らし鳥》・《木立を歩むもの》という「モダンマスターズ・モダンマスターズ2015でアンコモンからコモン落ちしたものの、入賞実績の少なかったカード」が活躍しているのも嬉しいですね。
以上、クリーチャーさえいれば良い!スペル0枚のシミック進化アグロがDE3-0でした。参考になれば幸いです。 最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
増殖の使い方色々考えてたんですがこれは目から鱗
これはまた・・・すごいですね
青単ウィニーといい、肉だけ詰め込んだデッキが意外と強い環境になっているのでしょうか?
このアホみたいな(ほめことば)生物強化はシミックらしくて好き。
使っていて楽しそうだ。
カードチョイスが面白くて楽しそうなデッキですね。
一度組んで回してみたいと思います。
いつも更新楽しみにしております。
もし可能なら、デッキリストの下あたりに、
MOのデッキのスクリーンショット(Card View)があると
視覚的にデッキを把握出来るので助かります。
>>MOのデッキのスクリーンショット(Card View)
とりあえず入れてみました。こんな感じでしょうか。
手間対効果も高そうですし、毎回できるかは約束できませんが、リストの下に入れていこうと思います。貴重なご意見ありがとうございます!