今回もタルキール覇王譚で新たに手に入れたコモンを試していきます。
本日は、この組み合わせ。
谷を駆ける者
ありそうでなかった、純粋に2マナ2/2速攻として使えるコモンクリーチャー。
《ゴブリン戦闘バギー》のようにエコーで展開を阻害する事も無ければ、《泥騒ぎの群勢》のように他のクリーチャーを用意する必要もなく、《ラクドスの刻み教徒》のように1/1と相打ちする心配もありません。
「相手クリーチャーを除去しつつ殴り、火力で止めをさす」という赤の王道パターンを成立させるうえで必要最低限の要素を全て兼ね備えており、地味ながらも優秀なクリーチャーと言えます。
デッキリスト
16:《山/Mountain》 4:《ぐらつく峰/Teetering Peaks》 -Lands(20)- |
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4:《火花の精霊/Spark Elemental》 4:《谷を駆ける者/Valley Dasher》 4:《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》 -Creatures(12)- |
3:《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart》 3:《溶鉄の雨/Molten Rain》 4:《紅蓮破/Pyroblast》 1:《粉々/Smash to Smithereens》 2:《鋭い痛み/Flaring Pain》 2:《灰の殉教者/Martyr of Ashes》 -Sideboard(15)- |
今回はバーンに寄せたデッキで、《谷を駆ける者》を歩く火力のように運用してみました。
歩く火力が12枚体制になったを活かして《ぐらつく峰》を4枚積み、《火花の精霊》+《ぐらつく峰》によるお手軽5点ダメージを積極的に狙っていきます。
対戦動画
まずはバーン同系対決。
こちらは黒単ハンデスとの一戦。
相手のデッキも楽しそう。
ゴブリンでもバーンでもない赤単の時代は来るのか
一昔前までは、ゴブリンで無い赤のクリーチャーといえば《窯の悪鬼》くらいしかまともなものがいませんでしたが、最近は《凍結燃焼の奇魔》・《サテュロスの重装歩兵》・《国境地帯の匪賊》など質の高いクリーチャーが増えてきています。
現在のPauperの赤単は
「30枚以上がクリーチャー」のゴブリンか、「30枚以上が火力」のフルバーンか
という両極端な状態ですが、今後もこうやって赤のコモンクリーチャーの質が上がっていけば、ゴブリンでもバーンでもない赤単がメタに食い込んでくるかもしれませんね。
以上、ぐらつく峰+歩く火力バーンでした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)