今回は緑のコモンをPauper目線で見ていく+DTKのコモンの総括です。
緑の注目カードは、《勇壮な対決》。
ドラゴンパンチ。2マナで+1/+2修整付きの格闘ソーサリー。
他に強化呪文を用意せずとも「《若き狼》で《窯の悪鬼》の除去」「《イラクサの歩哨》で《昆虫の逸脱者》の除去」ができるのが強力です。
対応してクリーチャーを除去されると弱いので、相手がフルタップの時を狙ったり、除去耐性持ちに格闘させたいところ。
呪禁クリーチャーを採用しているならメインから、そうでなくてもサイドから積みやすい除去呪文です。
緑:全19種
《アタルカの獣壊し》:2マナ2/2、圧倒時に5マナ払うとターン終了時まで+4/+4修整を受けます。
普段が熊で、他に6点のパワーと5マナを用意してやっと6/6になる、というのは微妙。
《林間の見張り》:2マナ3/3防衛、圧倒時に1マナ払う事でそのターン攻撃可能になります。
圧倒はリミテッドでは達成しやすいせいか、全体的に性能が控えめですね。
《アイノクの弩弓手》:+1/+1カウンターが乗っていると到達を得る3マナ4/1。
《針葉樹の徘徊者》:4マナ5/1呪禁、《聖なる狼》の上位種です。
わざわざこれを使う理由はただ1つ、《ティムールの激闘》でパワー5の呪禁二段攻撃トランプル!
《窯の悪鬼》と同じエレメンタルですが、今のところ主だった部族シナジーは《煙束ね》くらい。
コモンに《騎士道》系(先制攻撃付与)カードがくれば、呪禁オーラとはまた違った強さをみせてくれるでしょう。
《鱗の召使い》:緑になって相手を選ばなくなった《電結の働き手》。
《突進する大鹿の群れ》:5マナ5/5で、圧倒時に攻撃すると全体トランプル付与。
圧倒の条件と能力が噛み合っているので、アグロデッキなら性能は高いです。
問題は、どうやってアグロデッキで5マナを出すか。
他
《蜘蛛糸の網》・《進化する未開地》:再録。 未開地の新絵がカッコイイ
《龍火の薬瓶》:《Aeolipile》の下位互換
総括
目玉カード
《神出鬼没の呪拳士》:とりあえず「2マナ2/3ブロックされない」にはなる。ひたすら呪文を唱え続けるだけで勝利に直結するため、ストームのような挙動もできそう
《禿鷹エイヴン》:濫用コストは楽ではないけれども、カードパワーは高い。黒い《熟考漂い》となれるのか
《双雷弾》:メインから入るフェアリー対策
優良カード
《オジュタイの学徒》:トロンの追加の回復源として重宝しそう。4マナ2/4のサイズも悪くない
《疾走する戦暴者》:4マナ疾駆の5/4は強い
《勇壮な対決》:緑の中ではかなり使いやすい除去。除去耐性もちと組ませたい
地味に偉いカード
《巧みな機動》:英雄的・果敢の可能性を広げる1枚
《シディシの信者》・《カルシのサディスト》:軽い濫用は《拷問生活》デッキで
《よろめくゴブリン》:ゾンビデッキの1マナ枠として
相性の良いカード次第
《忌呪の金切り声》:黒で5体以上並びやすいデッキなら
《衝撃の震え》:無限出し入れできるデッキで。コンボが成立しなくてもそこそこ仕事するのが偉い
《針葉樹の徘徊者》:《ティムールの激闘》など。先制攻撃や回避能力を与えやすいデッキなら
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以上、タルキール龍紀伝フルスポイラーコモン考察【緑・総括】でした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)