今回は不屈の部族・裏返しデッキについて書いて行こうと思います。
不屈の部族・裏返しデッキとは
手札を捨てるとタフネスが上がる《不屈の部族》に
パワータフネス入れ替え呪文の《裏返し》を使った後
手札を5枚捨てることで最速2ターン目の21点ダメージを狙う超速攻コンボデッキです。
コンボパーツがたったの2枚なため簡単に決まりやすく、その速さから妨害されにくいのが特徴。
先攻2ターン目にコンボを決められるので、相手は土地を置いただけでゲームが終わったという事も珍しくありません。
能力起動と裏返しを唱えるタイミングはどちらが先でも同じ結果になります
このコンボの良さ
不屈の部族が硬い!!
このコンボと近い性能を持つデッキであるウィーゼロックスと比較した場合、このデッキは2ターンキルができる点と《不屈の部族》の除去耐性の高さで優れています。
pauper環境の主要除去は火力なため、カードを1枚捨てれば《炎の斬りつけ》すら耐えてくれる《不屈の部族》は除去するのがかなり難しいクリーチャーなんです。
参考リンク: Pauperの壁、タフネスの壁
特に、後手1ターン目で確実に除去する方法はかなり限られています。
コンボが決まれば勝ってしまうこのデッキにおいて、この差は非常に大きいですよね。
デッキ構築の幅が広い!!
このコンボ最大の強みは「2ターンキルできるコンボなのにコンボパーツ2枚以外のカードは何でも良い」という事。
《裏返し》がキャントリップ付きで腐りにくい事や、《不屈の部族》は1マナ生物としては及第点の性能があって共鳴者としても使える事もあって、デッキ構築の幅が非常に広くなっています。
<動画では青白で組んだが、赤白で組むこともできる>
極端な話、コンボ抜きで強いデッキを組んでから《裏返し》+《不屈の部族》を入れるだけでもok。
青白や赤白のデッキを組んでいるときに「このコンボと相性が良さそうだな」と感じたらとりあえず入れてみてはいかがでしょうか。
サンプルデッキリスト
最後に、動画のデッキのリストです。
12:《島/Island》 6:《平地/Plains》 -Lands(18)- |
4:《定業/Preordain》 3:《シャドーの裂け目/Shadow Rift》 1:《血清の幻視/Serum Visions》 1:《巧みな回避/Artful Dodge》 4:《使徒の祝福/Apostle’s Blessing》 4:《衝動/Impulse》 4:《裏返し/Inside Out》 2:《噴出/Gush》 -Other Spells(23)- |
4:《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》 4:《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》 4:《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》 3:《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》 4:《不屈の部族/Tireless Tribe》 -Creatures(19)- |
-Sideboard(-)- |
先攻2ターン目という異常な速さで勝負を決められる、この不屈の部族裏返しデッキ。
「時には超速攻で勝負を決めてみたい!!」と思った事のある方は是非一度試してみてください!
以上、たった2枚で2ターンKILL! 不屈の部族・裏返しデッキでした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
こんばんは。
いつも楽しく読ませて頂いてます。
ダールの降霊者も2体並ぶと一体を対象に取っただけでタフネス+4がお互いにかかるから、骨断ちの矛槍の代わりにチスゴリアの鱗を積んだ、二通りの裏返し一撃20ダメコンボデッキも面白そうですね★
ループ・ジャンクションって奴ですね。ダールの降霊者は、装備コスト0の装備品がコモンになったら真っ先に使いたいカードです。