pauper総論

【単色環境】緑に色をタッチする上で考えておく必要のあるコト【だからこそ】

今回は、緑中心のデッキにおけるタッチカラーについてです。

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Pauperで多色化は大変。でも緑なら…

Pauperを他の環境と比較した場合の一番の特徴は、多色地形が弱いという事です。

コモンにデュアルランドはありません。

ショックランドもフェッチランドも、ペインランドも傷跡ランドも、フィルターランドもありません。

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<3種のコモン多色地形、全てタップイン>

これは、「mtgをやる時に一番お金がかかりやすいレア土地カードを使わなくていい」というPauperの利点でもありますが、「多色地形を使おうとしたら常にタップイン」という制約によるデッキ構築上の影響は計り知れません。

Pauperが比較的高速環境である事も考慮すると、多色化する事は中々に難しいんです。

しかし、緑に関しては一概にそうとも言い切れません。

緑はマナの色。 5CGという言葉が存在するほどに、多色化を得意とする色です。

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もちろん安易に多色化する事はできませんが、多色化するメリットがあるのなら、緑を軸に少しだけ他を色をいれる=「緑タッチ○色」という形で構築すれば、安定した色基盤を維持しながらも他の色のメリットをデッキに組み込むことができます。

環境に存在する「多色化のためのカード」をキチンとおさえて、安定した多色デッキの構築を考えていきましょう!

 

注目すべき点は3つ

「多色化のためのカード」を見る上で注目しておきたい点は

多色化のためにリソースを消費せずに済んでいるか
テンポ損はタップインランドより控えめか
タッチカラーのマナを使いたいと思ったときにすぐ使えるか

の3つ。

今回は、この3つの視点をおさえつつ、各カードをみていきます。

リソースを消費することなく多色化

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多色化のためにリソースを消費していたら、《対抗呪文》1枚で大きな損失を被ります。

そういう意味で、リソースを消費することなく多色化できるこれらの呪文は貴重な存在です。

軸となるのは1マナで場に出せば、後は何度でも利用できる《豊かな成長》

タップインランドと違って、「1ターン目に緑1マナの呪文、2ターン目に豊かな成長から別の色1マナの呪文」といった動きができ、上述の②・③を満たしているのが非常に優秀です。

1マナ除去耐性もちクリーチャーが多いなら、先に挙げた《ケイラメトラの好意》も◎

《魔力変》実質0マナで多色化できるのが強みですが、1回しか使えないのでタッチカラー要素が控えめなデッキで、《豊かな成長》を引けない時のカバー用として利用すると使いやすいでしょう。

 

また、《豊かな成長》・《ナイレアの存在》《進化する未開地》と一緒に採用する場合には、「未開地に直接張れば、1マナ分テンポ損を緩和できる」ことをお忘れなく!

参考リンク:環境最多のシナジー&コンボ! ドメインZoo考察

1マナでマナ加速ついでに多色化

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上述の②に注目し、テンポ損どころかむしろテンポをよくしつつ多色化できるカード達。

《楽園の拡散》全ての色で使え、除去されにくく、上述の③も満たしている優秀なオーラ。森にしか張れない点に注意が必要です。

《深き闇のエルフ》は黒・《アヴァシンの巡礼者》は白用のマナクリ。(なぜか友好色の赤は無し)

 

いずれにしても、土地を限界まで切り詰める傾向のあるPauperでこれらのカードを採用する事は、「実質的な土地枚数の増大」を意味します。(これらを入れた代わりに土地を抜く、という事ができないから)

スペル枚数の減少のせいで相手の《対抗呪文》連打に困らないよう、打ち消しに強い構成を心掛けたいところです。

他にも条件付きであれば
《樺の知識のレインジャー》でマナ加速(多くのエルフが必要)
《輪作》枯渇ランドバウンスランドを持ってくる(前者:2回使えば壊れる。後者:マナ加速ではない)

なんて方法もあります。

参考リンク:輪作/Crop Rotation【Pauperカード個別考察】

土地サーチクリーチャーを利用する

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土地サーチ機能を持つクリーチャーは①(リソース消費無し)を満たしており、土地が伸びやすくなるおかげで、テンポ損を中盤以降に挽回させる素質も持ち合わせています。

一番素直なのが《森のレインジャー》
生け贄にする手段があるか、息切れしかけてから第二色を使えればいいなら《ヴィリジアンの密使》
序盤を耐えつつマナ加速したいコントロールなら《桜族の長老》
回顧など、多く引いた土地を有効活用できる中速デッキの頭数にするなら《護民官の道探し》

がオススメです。

 

多色化したメリットは明確か?

ここまで多くの多色化用カードを見てきましたが、一番重要なのは「多色化するメリットを明確に答えられるか?」という点にあります。

多色地形が弱いPauperでは、他環境の感覚で「単色よりは強くなる」程度のメリットでしかない構築にするくらいなら、緑単で突っ込む方が安定性もデッキ全体での強さも上でしょう。

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《遠くの旋律》で10枚ドロー、《天上の鎧》でクロック速度を飛躍的に上昇、大量の1マナ3/3と2マナ4/4と3マナ5/5で押し潰すデッキ、繰り返し使える除去で盤面制圧etc…

タッチカラーだからこそ出来る強みを再度確認して、「このタッチカラー呪文は本当に必要なのか?」を考え直す癖をもちつつ、Pauperの豊富なカードプールを活かした幅広い戦略を考えていきたいですね。

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以上、緑に色をタッチする上で考えておく必要のあるコトでした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)

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