イニストラードを覆う影のプレビューウィークが始まり、新たなカードが次々と公開中です。
参考リンク:イニストラードを覆う影公式スポイラー/カードギャラリー
今回も、現在までに公開されている「イニストラードを覆う影」のコモンの性能をPauper目線で見ていきましょう。
パズルの欠片
ライブラリーの一番上から5枚を見て、その中からインスタント・ソーサリーを最大2枚まで手札に加えて残りを墓地に置く3マナのソーサリー。
①目的のカードを探しつつ②墓地を肥やしながら③アドバンテージを取れる可能性があり、1度に3つの仕事ができる呪文です。
真っ先に思いつく使い方としては、リアニメイト戦略。
例えば《死体発掘》と《暗黒の儀式》を手札に加えつつ《ウラモグの破壊者》と《ドラゴンの息》を墓地に送れば、即勝負を決めに行く事ができます。
《禁忌の錬金術》と比較すると、一度に掘れる枚数が増えたうえに「《死体発掘》と2枚目の《パズルの欠片》を手札に加える」という動きも可能なため、コンボパーツを集めつつデッキを素早く掘り進められるのが優秀です。
このカードを使う上で注意したいのが、デッキ内のインスタント・ソーサリー率で使い勝手が大きく変わること。
3マナのソーサリーを唱える以上はアドバンテージを取りたいだけに、《秘密を掘り下げる者》や果敢クリーチャー以上にインスタント・ソーサリーを重視した構成が求められます。
デッキのインスタント・ソーサリー採用枚数とカードを1枚以上手札に加えられる確率は以下のとおり。
インスタント・ソーサリーを26枚しか積まないと「約5%の確率で3マナ払って墓地を6枚肥やすだけのカードになる」点に注意しつつ、デッキ構造と相談しながら《強迫的な研究》にするかこちらにするかを決めたいところ。
マウアー地所の双子
5マナ3/5で、マッドネスコストが3マナの吸血鬼。
可愛らしい見た目とは裏腹に「タフネス5の黒い吸血鬼」という強靭な性能により、Pauperで使われている多くの除去の対応範囲からキレイに外れているのが特徴。
《グルマグのアンコウ》と同等の除去耐性をもっています。
マッドネスを活かせる《拷問生活》デッキには《尊大なワーム》という強力なライバルがいるものの、除去耐性の高さやカラーリングの都合からこちらが使われることもあるでしょう。
場ではパワー3のバニラとフィニッシャーにしては突破力に欠けるので、除去呪文などでうまくサポートしたいところ。
以上、リアニメイトと相性抜群の3マナソーサリー・高い除去耐性をもつマッドネスクリーチャーを考察でした。参考になれば幸いです。 最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
要修正?
3マナ払って墓地を5枚肥やすだけのカードになる→
3マナ払って墓地を6枚肥やすだけのカードになる
確かに。ご指摘ありがとうございます、修正いたしました!