今回は、《死体発掘》について書いていきます。
Exhume / 死体発掘 (1)(黒)
ソーサリー 各プレイヤーは、自分の墓地からクリーチャー・カードを1枚、戦場に出す。 |
基本情報
Pauperで《発掘》に次いでよく使われるリアニメイト呪文。
相手の場にもクリーチャーを蘇生してしまうデメリットは小さくありませんが、それでも2マナでどんなクリーチャーでも蘇生できるのが非常に強力。
コモンには1枚で勝負を決められるクリーチャーが少ないため、基本的には滅殺が強力な《ウラモグの破壊者》を蘇生するのに使われています。
「確定除去のないデッキには即勝負を決められる2枚コンボ」として、Daily EventにおいてThe Spyデッキがアグレッシブサイドボーディングでこのコンボを決め、見事勝利をかざったことも。
参考リンク:【速報】PauperでThe Spyが結果を残す
2ターン目に《ウラモグの破壊者》が出て、瞬く間に土地を引きつぶしていく様は実に爽快です。
ある意味、Pauperで1番安定して決められる2ターンキルコンボかもしれません。
相性の良いカード
動画でも使われている通り、このコンボと《ドラゴンの息》 の相性は最高。
《入念な研究》で《ウラモグの破壊者》と一緒に捨てるだけで蘇生時に速攻を付与することができ、最速先行2ターン目から相手の土地を潰していく事ができます。
また、運命再編で手に入った《グルマグのアンコウ》の存在も追い風。
点数で見たマナコストが7のおかげで最高1マナ5/5速攻として使う事ができ、《死体発掘》が引けない時の保険・《対抗呪文》や除去の釣り出し役として重宝するため、デッキの動きに幅が出るようになりました。
大祖始の遺産への対策
リアニメイト呪文の弱点は《大祖始の遺産》。
一度場におかれると放っておいてもじわりじわりと墓地が掃除される上、1マナ構えてさえいれば《死体発掘》に対応して墓地を綺麗にしてくる凶悪なメタカードです。
これへの対策としては、「死体発掘が対象を取らない蘇生であることを活かす」という方法があります。
《死体発掘》は解決時に蘇生先を選ぶため、《大祖始の遺産》の能力解決後に《トレイリアの風》や《海賊の魔除け》といったインスタントで2枚目の《ウラモグの破壊者》を捨てれば、追放をかいくぐって蘇生することが可能です。
大祖始の遺産さえあれば大丈夫!と油断している相手に、重たい一発を食らわせてやりましょう!
以上、コモンの2マナ蘇生呪文 死体発掘【Pauperカード個別考察】でした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)