2015年1月19日のDCI禁止改訂は以下の通り。
モダン
《時を越えた探索》、《宝船の巡航》、《出産の殻》 禁止
《ゴルガリの墓トロール》 禁止解除
レガシー
《宝船の巡航》 禁止
《世界喰らいのドラゴン》 禁止解除
ヴィンテージ
《宝船の巡航》 制限
《けちな贈り物》 制限解除
発効日:2015年1月23日
『Magic Online』発効日:2015年1月28日
参考リンク:2015年1月19日 DCI禁止制限カードリスト告知
《宝船の巡航》が、モダン・レガシー・ヴィンテージでバッサリ禁止・制限されてしまいました。
レガシーでも禁止になるとは、このカードのコモンとは思えない強さが伺えますね。
しかしPauperならば、Pauperならばまだ《宝船の巡航》も《定業》も4枚使えます
ということで今回は、宝船と定業を活かせるPauperデッキのまとめです。
※2015年4月1日付で、Pauperでも巡航が禁止となりました。ご注意ください!
青単フェアリー
環境トップメタの青単フェアリー。
《秘密を掘り下げる者》・《対抗呪文》・《定業》・《宝船の巡航》が使える事から分かる通り、
非常にデッキパワーの高いアーキタイプです。
《フェアリーの大群》・《断絶》でテンポを取り、
《呪文づまりのスプライト》・《深き刻の忍者》でアドバンテージを取っていきます。
青単にするメリットは、「タップインしかない多色地形」を使わないことによる安定感と、《尖塔のゴーレム》の存在にあります。
《尖塔のゴーレム》は「0~2マナで出せてデルバーを一方的に討ち取れるクリーチャー」である点が強力。
同系戦では、どうやって相手の《尖塔のゴーレム》をつぶし、自分の《尖塔のゴーレム》を打ち消されないようにするかがカギとなってきます。
参考リンク:呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite【Pauperカード個別考察】
ウィーゼロックス
環境の上位に存在し続ける瞬殺コンボデッキ、ウィーゼロックス。
《窯の悪鬼》・《ニヴィックスのサイクロプス》に《巧みな回避》と《突撃のストロボ》を唱える事で、1発20点を狙います。
基本はコンボデッキですが、《秘密を掘り下げる者》と《稲妻》を利用して普通のビートダウンのように戦う事もできます。
1マナの呪文が多く、墓地が肥えやすいため、速攻デッキでありながら《宝船の巡航》を1マナ3ドローとして使いやすいデッキです。
参考リンク:「10×2」と「3×7」 ウィーゼロックス考察
赤青デルバー
デルバーと稲妻と宝船で戦う、今回の禁止改訂前のレガシーっぽいデッキ。
広義ではウィーゼロックスもここに含まれますが、赤青デルバーという時は基本的に《対抗呪文》や《熟考漂い》を採用したタイプを指しています。
《炎の斬りつけ》も含め、Pauperの「単体で強いカード」のほとんどが詰め込まれたデッキで、「多色地形が弱いせいで序盤の立ち上がりがやや遅い」点を除けば最高のデッキ。
アーティファクト土地も使用可能な事を活かして、《粗石の魔道士》を採用したタイプも存在します。
その他宝船の巡航を使ったデッキの記事
・ウルザトロン
ウルザランドを利用したビッグマナ。宝船の巡航を採用していないリストも多い。
・ニヴィックスコントロール
ウィーゼロックスと赤青デルバーの中間のようなデッキ。
・グリクシスfamiliar
《幽霊のゆらめき》とフリースペルによる無限コンボデッキの赤青黒版。
・ジェイスの消去・宝船ライブラリーアウト
《ジェイスの消去》を張った後、1ターンの間に何十枚もカードを引いて、相手のライブラリーを0にするデッキ。
以上、【MTG禁止改訂】宝船の巡航がモダン・レガシーで禁止でした。参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)
宝船への対抗策を探し求めたけれども見つからず、結局自分も青をタッチして宝船を使った方が良いというタルモ的結論にたどり着いてしまった自分としては、pauperでも宝船は禁止だと思ってました。打たれるとほんとに心が折れます。
いつも更新お疲れ様です。
対抗策:使われる前に殴ればいい でしょうか?
自分は呪禁オーラで、4~5ターンで決めきれなければ
手札がなくなり、打ち消され続けて負けという極端な状態です
さすがにそろそろ打ち消し対策呪文が欲しくなってきますねー