デッキ紹介

墓地を肥やせば手札となる。アブザン拷問生活デッキ考察!

今回は、Pauperにおけるアブザンカラーの《拷問生活》デッキについて書いていきます。

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player:muuchan (3-0)


3:《進化する未開地/Evolving Wilds》
5:《森/Forest》
2:《平地/Plains》
5:《沼/Swamp》
4:《ジャングルのうろ穴/Jungle Hollow》
4:《磨かれたやせ地/Scoured Barrens》
-Lands(23)-


4:《豊かな成長/Abundant Growth》
4:《拷問生活/Tortured Existence》
4:《神々との融和/Commune with the Gods》
3:《未達への旅/Journey to Nowhere》
-Other Spells(15)-


4:《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
4:《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
3:《墓所のネズミ/Crypt Rats》
3:《ゴルガリの茶鱗/Golgari Brownscale》
1:《孤独な宣教師/Lone Missionary》
1:《煙霧吐き/Fume Spitter》
1:《オーラ術師/Auramancer》
1:《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》
1:《耕すツリーフォーク/Tilling Treefolk》
1:《尊大なワーム/Arrogant Wurm》
2:《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
-Creatures(22)-


3:《死の重み/Dead Weight》
1:《アラシンの僧侶/Arashin Cleric》
1:《赤の防御円/Circle of Protection: Red》
1:《未達への旅/Journey to Nowhere》
1:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2:《軍旗の旗手/Standard Bearer》
3:《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1:《虹色の断片/Prismatic Strands》
2:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder》
-Sideboard(15)-

拷問生活デッキとは

拷問生活デッキとは、ストロングホールドの優良エンチャント《拷問生活》の「黒1マナで墓地と手札のクリーチャーカード1枚を交換する」能力を使い、盤面を有利にしていくコンボコントロールデッキです。

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《拷問生活》の能力は発掘持ちクリーチャーと相性が良く、毎ターン発掘することで墓地を肥やしながら墓地の好きなクリーチャーを回収することが可能。

それを利用して、ライフ回復クリーチャー・優良飛行クリーチャー・高サイズクリーチャー・土地やエンチャントを回収するクリーチャー・除去能力を持つクリーチャーを状況に応じて回収する事により、盤面をコントロールしていきます。

 

かなり昔から長く存在するデッキですが、テーロスブロックにおいて優秀な墓地肥やし手段である《サテュロスの道探し》《神々との融和》を手に入れてからよく見かけるようになりました。

序盤は墓地肥やしと下準備

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序盤は《サテュロスの道探し》《豊かな成長》で3色そろえ、《神々との融和》で墓地を肥やしながら《拷問生活》を探します。

 

色バランスを考える時は、「《墓所のネズミ》による全体除去」や後述の「茶鱗ループ」といった黒マナが多ければ多いほど強い動きがあることに注意。

《豊かな成長》は基本的に森や平地に張り、3色揃っているなら道探しでも「黒マナを出せる土地を優先的に手札に加えていく」事になります。

《拷問生活》が回り出せば勝ててしまうデッキなだけに、序盤の土地選択が勝敗を分けるといっても過言ではないでしょう。

ライフ回復で時間を稼ぐ

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《拷問生活》は立ち上がりの遅さが弱点のデッキ。墓地肥やしとタップイン土地処理に時間がかかる一方で除去が少なく、普通に動いているだけだと速攻デッキに押し切られやすいため、ライフ回復能力を持つクリーチャーが重要になってきます。

 

序盤から《ゴルガリの茶鱗》の能力を上手く使ってガンガンライフを回復していきましょう。

 

中盤まで耐えてしまえば、複数の《ゴルガリの茶鱗》と《拷問生活》を組み合わせることで実質的に「(黒):あなたは2点のライフを得る」が使用可能となり、生半可なデッキではクロックが足りなくなるほどのライフ回復力を発揮してくれますよ。

拷問生活からアンコウワーム連打

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《拷問生活》が回り出したら、発掘を利用してフィニッシャーを探します。

このデッキのフィニッシャーは運命再編の最強コモン《グルマグのアンコウ》と、ヴィンテージマスターズでコモン落ちした良質マッドネスクリーチャー《尊大なワーム》

 

《グルマグのアンコウ》は墓地が肥えやすいこのデッキと非常に相性がよく、土地やソーサリーを追放するだけで1マナ5/5として活躍してくれます。

《尊大なワーム》は《拷問生活》経由だと合計4マナとやや重いものの、マッドネスにより墓地のクリーチャーカードを回収しつつインスタントタイミングで場に出せるので、何度墓地に送られようとも場に戻ってきます。

 

対ビートに1枚で盤面を制圧してくれるアンコウ・対コントロールに無限に蘇るワームといった感じですね。

白要素で速攻対策

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《拷問生活》デッキは緑黒か緑黒赤で組まれることが多いのですが、このデッキでは白が第三色として選択されています。

 

白が得意とするライフ回復・軽減によって時間稼ぎができるほか

・CIPを使い回しつつ、相手の飛行戦力を止めてくれる《コーの空漁師》

・神々との融和から手札に加えられる除去の《未達への旅》

・墓地の拷問生活や未達への旅を回収する《オーラ術師》

の存在が優秀です。

 

《コーの空漁師》《豊かな成長》を使い回す事で、1ターンに複数回発掘を利用するのも重要なテクニックの1つです。

墓地が手札となる

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《拷問生活》デッキは序盤の立ち上がりの遅さを中盤からの選択肢の多さでカバーするデッキなので、立ち回りを1つ間違えるとアッサリやられてしまうリスクも孕んでいます。

しかし、それを補って余りある唯一無二のコントロール性能は必見。

 

回り出せば墓地を手札のように扱えるため、好き放題動き回ることができます。

 一度回していただければ、土地配分からクリーチャー選択まで、このデッキの完成度の高さを実感できるはず。

ぜひ一度使ってみてください!

以上、墓地を肥やせば手札となる。アブザン拷問生活デッキ考察!でした。参考になれば幸いです。 最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)

POSTED COMMENT

  1. 通りすがり より:

    テーロス以降、黒緑で使っていたけど、自分には白をタッチする発想がなかったな
    緑があるなら3色目を考えるのは自然だったのに

    メタを確認してみたら早速1割を占めていていい感じ?

  2. 匿名 より:

    拷問生活はこのサイトでは長らく取り上げられて無かったので大満足:)

  3. Oka=San より:

    やっとこさ、リアルで拷問生活が4枚手に入ったので、BGで組んでみることに。
    MOやってないので仲間内のリアル環境しかないですが(^^;

    私はオリジンで手に入ったを4枚入れてみました。これが存外強くて、横に並べるビートに対してかなり時間を稼いでくれます。墓地に1枚あるだけでも4マナで3/2と2/2が並び、さらに発掘で落とし、拷問生活で回収しているだけであっという間にゾンビトークンで埋め尽くすことができます。

    このアブザンと比べると、BG純正にすることで除去が墓所のネズミ頼りになってしまったり、コーの空漁師など飛行クリーチャーが採用できない点では劣りますが、その分地上の制圧力は高いです。

  4. Oka=San より:

    ↑あれ?抜けてる・・・
    オリジンから入れたのは「アンデットの召使い」です。

    • Ganp より:

      アンデットの召使い強いですよね。黒にもサテュロスの道探しのような墓地を肥やしやすい手段があればアンコウと一緒に大暴れしてくれそう

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