デッキ構築

土地・除去・トークン・全体強化。どれでも探せる緑黒欠色トークンデッキ構築

今回も、「戦乱のゼンディカー」で新たに手に入ったコモンをPauperの色々なデッキで試していきます。

本日はこの組み合わせ。

colorless
3マナでターン終了時まで自軍全体に+2/+0修整を与え、無色のクリーチャーにはさらに先制攻撃を与える《大群の殺到》

4マナで無色の1/1を3体並べる《目なしの見張り》

 

組み合わせて使えば大ダメージが狙えるこの2枚。どちらも欠色呪文であることから《古きものの活性》で手札に加えられるおかげで、比較的安定して揃える事ができます。

そこで今回は、《古きものの活性》を軸にしたトークン+全体強化デッキを作ってみました。


1:《ゴルガリの腐敗農場/Golgari Rot Farm》
3:《進化する未開地/Evolving Wilds》
2:《ジャングルのうろ穴/Jungle Hollow》
4:《沼/Swamp》
8:《森/Forest》
2:《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
-Lands(20)-


4:《古きものの活性/Ancient Stirrings》
1:《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff》
4:《大群の殺到/Swarm Surge》
1:《末裔の呼び出し/Call the Scions》
1:《鋸刃の矢/Serrated Arrows》
3:《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
2:《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1:《大量の芽吹き/Sprout Swarm》
4:《種のばら撒き/Scatter the Seeds》
-Other Spells(19)-


4:《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》
4:《巣の侵略者/Nest Invader》
1:《根の壁/Wall of Roots》
4:《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
4:《目なしの見張り/Eyeless Watcher》
2:《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
-Creatures(19)-


3:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1:《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff》
1:《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow》
2:《上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage》
1:《魂の刈り取り/Soul Reap》
1:《破滅の刃/Doom Blade》
1:《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》
2:《一瞬の平和/Moment’s Peace》
2:《散弾の射手/Scattershot Archer》
1:《蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor》
-Sideboard(15)-

bgdevoids

活性使ってサーチして、横に並べて全体強化!

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《古きものの活性》によってサーチ出来る《目なしの見張り》・《大群の殺到》の相性の良さを軸にすえたトークンデッキ。

 

土地が足りない時は土地を、クリーチャーが足りない時は《目なしの見張り》を、どちらも足りている時は《大群の殺到》を探しにいく事により、「クリーチャーを並べて全体強化」という軸となる流れをスムーズに行えるのが強み。

 

相性の良い《巣の侵略者》《種のばら撒き》も利用して瞬く間にクリーチャーを並べ、一気に相手を押し潰します。

 

白単トークンのトークン戦略との差別化としては、「《古きものの活性》の存在」や「エルドラージ・トークンのマナ能力により呪文の使い方に融通が利く」点が挙げられます。

エルドラージ・トークンを生け贄にしてでも《大群の殺到》や除去を連打すべき盤面は、少なくありません。

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トークン戦術一辺倒ではない!

トークン戦略はたしかに爆発力があるのですが、定番のサイドカードである《電謀》で戦線を半壊させられやすいという弱点があります。

BGs

そこで今回のデッキでは、トークン戦略の軸になるカード以外は《ファイレクシアの憤怒鬼》などのトークン戦略との相性もいいタフネス2クリーチャーの採用を重視。

さらに、《朽ちゆくヒル》《グルマグのアンコウ》といった単体性能の高いクリーチャーも採用し、相手に《電謀》を積みにくくさせています。

ここら辺も白単トークンと大きく差別化できるポイント。

 

対戦相手から見た時に「ヒル・アンコウを意識して単体除去・布告除去を重視するとトークン戦略に押しつぶされ、トークンを意識して全体除去を重視するとヒル・アンコウが対処できない」となる構成を意識しています。

3scions

新カードの《墓の出産》や《末裔の呼び出し》もデッキとの相性は良いものの、カードパワー面・《電謀》耐性面で不安が残るので、今回は採用枚数を絞りました。

無色のメタカード・エルドラージトークンの利便性

sideboards

《古きものの活性》は土地や欠色カードのほか、アーティファクトも手札に加えられるのが優秀。

これにより、《シルヴォクの生命杖》《大祖始の遺産》《鋸刃の矢》といった特定のデッキに刺さるカードを手札に加えやすく、サイド後も動きやすいです。

 

特に《シルヴォクの生命杖》はエルドラージトークンとの相性が良く、装備→生け贄でライフ回復→出たマナで次のトークンに装備→生け贄→・・・と繰り返す事で、一気にライフを回復することが可能。バーンと当たった時に非常に重宝する動きとなっています。

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エルドラージトークンは、「あと1マナ足りない・・・」というときのサポートや《悲劇的な過ち》陰鬱を支援できるなど、細かい所で色々と融通が利くのが良いですね。

対戦動画

 

無色・欠色の使いやすいカードが出てくるたびに強化されていく《古きものの活性》欠色デッキ。

今後も強力な無色のカードの登場に期待したいです。

 

以上、土地・除去・トークン・全体強化。どれでも探せる緑黒欠色トークンデッキ構築でした。参考になれば幸いです。 最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。ではでは(゜-゜)

POSTED COMMENT

  1. 白石 より:

    黒緑トークンがつよそうですね。数の暴力で圧殺は最高です。

  2. Oka=San より:

    イイですね。トークンの面とヒルアンコウの点での圧力、強そう(小並感
    能動的な陰鬱達成といえば、過ち以外にも吠え群れの飢えがありますね。膨れ上がったヒルやアンコウ、仕事を終えた目無しの見張りが4/4になるなど、こちらも良いスペルだと思います。

  3. 紅樹 より:

    単体で強いカード枠は色々候補がありそうで想像をかきたてられますね
    2ターン目巣の侵略者から3ターン目に5/5トランプルに繋げられるただれ皮の猪はどうかな?と思いました

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